2013年8月4日日曜日

04.02_富士登山の装備 ウェア

山の天気は変わりやすい。地表面が熱せられて、上昇気流を運んでいる姿が今回確認された。湿度が高ければそれが上方にあがり、結露して雨になるということだろう。今回は、雨にあわず、また、日差しもさえぎってくれる場面もあり、上りやすくはあったと思う。
昼の間は特に変わりやすく、雨になると、上下左右から振るという。雨具は、しっかりしたものを用意した方が良いという記事をみかける。また、自分だけでなく、ザックへの浸水もあるので、ザックカバーの購入を進める記事が多い。私は持っていた上下ウィンドブレーカーを持って行ったが、完全な防水ではないので、防水スプレーをした。ザックも防水スプレー。少々の雨ならこの程度の対策でどうか?さらに強いようであれば防水機能時間を長くする必要があるので、百均でポンチョと雨具のズボンをそれぞれ100円で購入して持って行った。ザックカバーは買わずに、百円ポンチョを、自分とザックの上からすっぽりかぶる計画。下には上下のウィンドブレーカーをはいて、100円雨具ズボンをはいてひもで縛れば、しのげるかな?と思った。今回は雨も降らずに効果は確認していない。お金があるならば、防水性に加えて透湿性のあるgoretex製の雨具を用意するのが一番いいだろう。複数の機能を持つので、結果的には荷物の軽量化につながり登山の負担を軽くするし、また、見た目もスマートだ。

【ウェア】
服装は、汗対策、動きやすさ、雨対策、記事の強さを重視。もっともいい素材はポリエステルだ。ズボンの場合、それにストレッチ性が加わると動作が楽になるので、ウレタンが数%を加わるといい。今回のズボンはポリ80%、綿20の作業ズボン。まったく問題なし。雨が降ったらどうなったかわからな。状態は、6合目まで半そでラッシュガード1枚で腰にネルシャツ(面100%)を巻き付けた。7合目を超えたあたりから、ネルシャツも保温対策に羽織る。そしてウィンドブレーカーも上体のみ羽織る。
体温調整がしやすいよう、重ね着を上手に工夫する。そのため、素材の知識や機能性をある程度理解しておくこと。登山専門店で購入した高機能ウェアはその機能をよく勉強して使うほどに利用価値があがるもの。ズボンもふくらはぎ部分を取り外して半ズボンとして使えるものもあるので、そのようなものであれば、より、体温調整しやすくなる。

山では、綿は嫌われるようだ。乾燥していれば保温性や強度や肌触りはいいのだが、吸水性が高く、汗や雨を吸ってしまい、機能を失ってしまいまた重くなってしまう。そのため、念のために替えを持って行った。ポリ素材やウール製品など、ぬれても乾燥しやすい素材が良いようで、これらの素材の特徴を生かして登山用機能を有した衣類を利用すれば、無駄に替えをもっていくことが不要となり、軽量化できるのかもしれない。

そして、防寒対策、くるくると小さく丸めるダウンジャケットを1枚と、ヒートテックの下着上下(長そで長ズボン)、さらにホッカイロをザックに入れておいた。早朝登って日暮れには変えるつもりだったので、本来この工程ならば必要ないだろうが、遭難時を想定して、保温性を確保できるようにザックに入れておいた。

      


     


    
【帽子】
帽子も必須。日差しが強い。影がありがたい。首や耳も焼けるので四周にツバのあるものがいいだろう。風もあるので、顎ひも付きであること。乾きやすいポリ素材がいい。私はポリ80%綿20%のものだった。非常に役に立った。帰ってきてから手洗いして干すだけ。メンテナンス性もいい。
   
【手袋】
手袋も必要。富士登山自体には軍手で十分。雨に降られて濡れた時の対策として、替えをもっていく。濡れると、冷える。指先の冷えは、登山時にはやはり苦痛であり、全身の体温を下げてしまうことにもなるので、対策を講じておいた方がいい。登山用の機能グッズは高機能で良いが、懐と相談して・・・ということだろう。

    

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