2013年8月11日日曜日

08_富士山よもやま  空からの富士山

東京から鹿児島への飛行機の中から、富士山をとらえた!。

やっぱりすごいね。

東京から鹿児島へ向けての飛行機なら、進行方向に向かって右側に座る。翼の上だと見えないので、前方か後方の席を利用。あと、時間によって、いろんな表情あり。
鹿児島から東京の場合は、当然進行方向の左側になります。




2013年8月4日日曜日

07_富士登山 吉田ルート の実体験 (写真集  下山)



これが富士山の火口。雄大だね。






360度パノラマ写真



15:00下山開始。延々こんな道。すっかり飽きてしまう。また、同じ体制で歩き続け、長時間体に負担がかかる部分が偏っているので、痛みがでる。つらい。


下山は砂利道で、石ころが靴に入りやすいので、靴からふくらはぎを覆うスパッツというものがありがたい。富士山登山で1回しかつかなわないのであれば、以下のようなのでも十分だった。




もちろん、長く使うならgoretex製のものがいい。

唯一変化ある高山植物。それにしても、風景も単調でつらい。

靴下はいいものを利用して、足のクッションを!


6合目からようやく緑の多い山道。18:00


曇ってたので、あまり景色をおがめなかったのだが、夕暮れ時少しだけ眺望が開けた。

18:40 5合目まで下山



美しい夕陽



今回は夕暮れまでに下山できましたが、夜間にかかることを想定して、ライトはもちろん用意しました。高いものではないので、絶対準備しておきたい

  




ここからまた、シャトルバスで、北鹿駐車場に。



途中温泉に入って、マイカーで帰りました。




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00_富士登山を志す

01_富士登山の心構え





05_富士登山 吉田ルート の実体験 (タイムライン 全体の流れ)

06_富士登山 吉田ルート の実体験 (登山)

07_富士登山 吉田ルート の実体験 (写真集  下山)

06_富士登山 吉田ルート の実体験 (登山)



マイカー規制の時期なので、スバルライン5合目駐車場まではマイカーではいけない。河口湖近くの北鹿駐車場にマイカーを止めて、そこからマイカー規制中だけ走る臨時シャトルバスを利用する必要がある。始発の5時半に乗ったとして、スバルライン五号目駐車場発が六時半前。登山に12.8時間を要したとすると五号目に帰り着くのが7時過ぎかな。宵の口にかかるので、ライトは用意したほうがよさそうだ。

北鹿駐車場に到着するのが遅くなってしまい、6:15発のバスに乗った。一応5:30始発の30分おきの運行時刻表なのだが、シャトルバスを待機させてくれており、満員になったら順次出発という感じだった。45分のビハインドとなったが、スバルライン5合目駐車場から、7:10AM登山開始、6:40PM下山終了で無事登山を終えた。11.5時間(登山7時間+頂上45分+下山3時間45分)の全登山時間。ぎりぎり、日没前に下山できた。この登山は、全員初心者、女性を含む。




バスを降りると富士山がドーン。スバルライン5合目駐車場



本来は、ここでしばらく体を高山にならしたほうがいいいらしい。が、7時10分5合目を出発。




7:48
6合目までは普通にハイキングコースで結構楽だ。
でも、ここでペースを速めるとあとで高山病になりやすいという。
標高2400mくらいはあるので、ゆっくり歩いて体を高山に慣らす必要があるらしい。

パンツは軽くて、水に濡れたらすぐ乾いて、ストレッチ性があると動作がいい。
ひざから下をはずして、半ズボンにできるものもある。これだと、体温調整管理もできていい。
 


8:37
そろそろ7合目であってほしい場面。つらいけど、山小屋が多くて、安心かな。
靴は大事だとつくづく思う




怪しい雲。今回は雨には合わなかったが、富士山では必須の雨対策。やはり防水性、透湿性のあるgoretexがいい。


もちろんローコスト品もみられるが・・・その性能は?
  

10:53 8合目はまだか!
10:53こんな風景も目に入る。8合目を名乗る山小屋もでてきたかな。


11:38 やっと本8合目への階段。

つらいけど、山小屋が多くて、安心かな。



ステッキは絶対あったほうがいい。
それも縮むやつ。


 

11:54
8合目を過ぎて、ああ、先は長い。


陽射しが強い。
帽子は絶対必要。風にとばされないよう顎ひも付きで、汗かいても乾きが早いのいい。以下のものは調子よかった。デザインは、異なるが、同じようなもの。

    

ちょっと違うけどこれもよさそうかな?。

13:16 9合目付近?もう山小屋はない。酸素が減ったせいか、厳しい。15m歩いては、動悸が激しくなって、立ち止まって休憩。


13:56 おお!  山頂の鳥居が見えた。でも、ここでもあせらない。15mに一回は休憩。


トイレ行ったり、お参りしたり、なんだかんだで2:10




山頂だぜ!




にぎやか!






これが富士山の火口。雄大だね。






360度パノラマ写真



15:00下山開始。延々こんな道。すっかり飽きてしまう。また、同じ体制で歩き続け、長時間体に負担がかかる部分が偏っているので、痛みがでる。つらい。


下山は砂利道で、石ころが靴に入りやすいので、靴からふくらはぎを覆うスパッツというものがありがたい。富士山登山で1回しかつかなわないのであれば、以下のようなのでも十分だった。




もちろん、長く使うならgoretex製のものがいい。

唯一変化ある高山植物。それにしても、風景も単調でつらい。

靴下はいいものを利用して、足のクッションを!


6合目からようやく緑の多い山道。18:00


曇ってたので、あまり景色をおがめなかったのだが、夕暮れ時少しだけ眺望が開けた。

18:40 5合目まで下山



美しい夕陽



今回は夕暮れまでに下山できましたが、夜間にかかることを想定して、ライトはもちろん用意しました。高いものではないので、絶対準備しておきたい

  




ここからまた、シャトルバスで、北鹿駐車場に。

途中温泉に入って、マイカーで帰りました。


今回はいた靴。結構調子よかったです。
防水・透湿機能もついて高機能。何よりクッション性がよく、疲れにくいです。
かなりお買い得品だと思います。
2Eなので、私の足には少し幅が狭い。
1cm大きめのサイズを選んで、靴下2枚で調整しましたが、試したどの靴よりいい感じでした。


05_富士登山 吉田ルート の実体験 (タイムライン 全体の流れ)

北鹿駐車場に6時前に到着。本当はもっと早く到着して、5:30のバスに乗るつもりだったのだが、遅れてしまった。


そこで、着替える。
靴下2枚履きに靴をはく。
ズボンはポリ80%綿20%の作業着。半そでラッシュガード1枚で腰にネルシャツ(面100%)を巻き付けた。ここでは、しっかりした夏です。
ザックを背負って、バス停に。ここではトイレは無料。
バスは、基本的に30分おきの出発だが、待機してくれていて、いっぱいになると次々に発車してくれた。
もたもたして、6:00に乗り遅れて、さらに30分かあとため息をついていたら、6:15には出発。


6:15  バスで富士スバルライン5合目駐車場へ。
7時前には富士スバルライン5合目駐車場到着。

7:10 登頂開始

5合目から6合目は普通のハイキングコース。歩きやすい。くだりもあるので、ペースが速くなりがちだが、ここで急いではいけない。ここでは、「高山に体を慣らす」という大切な工程を消化する必要がある。ここでいそぐと、高山病になりやすいという記事がネットに散見される。

7:50 6合目到着

6合目から7合目は、登山らしくなる。また、体は温まり、一方、気温は下がるので、着ているものの調整に配慮。日射により感じる暑さと、空気の冷たさによる体の冷えは常に意識しておく。衣類は重ね着を工夫することで、調整しやすくなる。衣類もよく機能を知って計画性を以って行動する方がいい。

ステッキが片方でもあると、少し体重を預けられるのでありがたい。

9:30 7合目山小屋

7合目から8合目は、急な岩場もあり、とてもしんどい。吉田ルートは、山小屋が多く、休むのも椅子に座れるのでいい。

ステッキが片方でもあると、少し体重を預けられるのでありがたいが、急な岩場を登る場面では、邪魔にもなるので、縮めてザックに結わえつけて登った。こんな時、ステッキの収納袋などもあれば、要領よくまたしっかりと収納できるのでいいものだ。


11:45 本8合目3350m

8合目から9合目は、急な登り道の厳しさに加えて、酸素濃度の低さが、いくらか行動に顕著に影響を与えてきている。

めまい、眠気、動悸、息切れなど自分の状態をよく観察して、休むべきは休む。吉田ルートは、山小屋が多く、休むのも椅子に座れるのでいい。

9合目から、山頂まで山小屋はない。距離的には数百mなのだが、ほんの10-20m歩いただけで、息があがる、動悸が激しくなるなどの症状がでる。ちょっと歩いたら、休んでなんとか登頂できた。

酸素缶を吸引している人もちらちら見られる。



14:00 登頂
山頂に着くと、結構にぎわっている。お店もでており、楽しい感じ。余力のある人はお鉢めぐりといって、火口のまわりを歩くコースも用意されている。私たちは、今回は断念。
キーホルダーを買ったら、日付を刻印してくれる。店が出ていて、多くの人でにぎわっている。
火口を見る。雄大だ!。十分な達成感がある。

下山前には、トイレにいこう。かなり長い距離、トイレがない。



15:00
下山は途中まで、吉田ルートと須走ルート共有。途中分岐するので、間違えないように。下山は砂利道の急こう配を延々歩く。かなりつらい。単調で飽きるという精神面の苦痛もある。また、同じ調子で下るというのは、数時間同じ動作を繰り返すということになり、特定の筋力や関節へ負担が集中するとともに、下り坂で加速しがちなため体重の加力が大きく、身体的にも苦痛を伴う。
ここでも、こまめに休憩をとった。
得意な人は、かなりのスピードで降りて行けるようだ。


18:40
富士スバルライン5合目駐車場。夕陽が美しい。





04.00_富士登山の装備  総括

まず、登山のイメージをしてみよう。


登山は、もちろん自然道だ。さすがにかなりの距離、高低差を歩いていくので、砂利道、岩場、階段状の道など、登山道もバラエティに富んでいる。登山道と下山道は異なる道で、まったく異なった性状の道だ。つまり、ある場面で適した装備が、しばらく歩いていくと違ってくるということだ。

ポイントは、岩場や砂利道での登山、雨対策、暑さ対策、寒さ対策、熱中症対策、汗管理、直射日光対策、砂埃対策。
様々な場面に対応していくには、できるだけシンプルに、そして適切な道具を装備することだ。

素材は軽いものを重視。服装では、水や汗にぬれても乾きやすいポリエステル素材、ストレッチ性をもたせるウレタン素材などに注目。また、通気・防水・透湿性を持つGORETEXなどの素材は高価だが、それなりの価値もある。



04.00_富士登山の装備   総括
04.01_富士登山の装備   靴、靴下、スパッツ
04.02_富士登山の装備   ウェア
04.03_富士登山の装備   ザック
04.04_富士登山の装備   小物(時計、方位、気圧、照明、手袋、ステッキ)
04.05_富士登山の装備   飲食





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00_富士登山を志す

01_富士登山の心構え





05_富士登山 吉田ルート の実体験 (タイムライン 全体の流れ)

06_富士登山 吉田ルート の実体験 (登山)

07_富士登山 吉田ルート の実体験 (写真集  下山)

04.05_富士登山の装備 飲食

食事はおにぎり4個を持って行った。梅おにぎりが結構いい。朝3時過ぎに朝食を食べたあと、9時頃におにぎり、そして2時くらいにおにぎり。間食も大事だ、ドライフルーツの梅やレモン、トマトが調子よかった。チョコレートこれも元気の出る食べ物として持っていきたい。はちみつレモンなどもあればいいだろう。水は500mlペットボトル3本。十分な量だ。山小屋や山頂でも購入できるが、値段が上がっていく。登山から下山まで今回は11.5時間。これくらいの食事があれば、途中で買う必要はない。でも、それだけ荷は重くなる。途中山小屋での一服も登山の楽しみなのだから、食事は山小屋でと考えたほうが、荷は軽い。その他、サプリ系で、朝出る前にユンケル皇帝液、登山前にアミノバイタル(顆粒)、途中アミノバイタル(顆粒)を飲んだ。

【トイレ】
トイレ各山小屋にある。5合目お土産屋さんのトイレで100円、途中の山小屋は200円、山頂で300円のチップ。大便器は水栓ではないが、ウォームレットも装備してありきれいだった。使用したティッシュは便器の中ではなくて脇の箱にいれる。チップなので義務ではないだろうが、きれいに維持管理してくれているので、快適な登山への協力としてしっかり払いたい。

【酸素】
酸素。缶詰酸素があるが、利用している人がいた。ネットでみていると効果を疑う記事も多かったので、私は、酸素は持っていかなかった。山頂に近づき、9合目に入る前くらいから、10-30m程度歩いたら、とまって2-3分休憩という感じでのぼっていった。山頂に近づいたらよりピッチを短くする。息苦しくなるというよりは、頭がぼーっとしたり、動悸がはげしくなったりするのだ。高山病に本格的になる前に、十分自己管理して登ろうという意志から、本当に牛歩でゆっくりと登った。酸素もあるといいかなと思う。まずは、ペースを上げずに、自分の体にどのような異変(動悸、寒さ、息切れ、意識、眠気、集中力等)がおこっているのかをよく監視して、適宜休みながらゆっくり重要だと思われた。

04.04_富士登山の装備 小物(時計、方位、気圧、照明、手袋、ステッキ)

【ステッキ】
ステッキもある方がいい。登山や下山時の体重を支えたり、あるいは、転倒防止に良い。急こう配の岩場などでは邪魔になることもあるので、短縮してしまえるものが機能的にはいいと思う。2本の方が良いという記事をみかけるが、1本でもかなり楽だ。上手にリズムを以って使いこなせるなら2本に勝るものはないだろうが、とりあえずということであれば、1本でも用意した方がいいと思う。
ステッキは、ネットで格安のものあるが、以下のものは、強度、ショックアブソーバーなど実用上全く問題なかった。
しまう時のために、カバーもあったほうがいい。
  

5合目のお土産屋さんで杖を購入できる。この杖には、途中の山小屋や頂上でで焼印を押せるようになっており、記念になるもの。機能性より、旅の記念を重視するならばこれがいいだろう。




【紫外線対策】
強い直射日光対策として、サングラス、日焼け止めクリームなど用意して登山した。
山小屋の多い吉田ルートでは必要ないだろうが、一応、地図やコンパスもあると登山気分を味わえる。
高度、気圧、方位などの時計もあると便利。GPS機能もあると楽しい。

     


【カメラ】
写真は、人をとるならば、フラッシュの使い方によく配慮。特に逆光になっていないか確認してとってあげないと、背景は明るく、被写体の人物は真っ暗と悲しい写真になってしまいがち。山は日差しが強い。また、背景と日射の関係は、被写体を美しく映す位置にあるとは限らない。だから、人工的に光を補ってあげることが大事である。

【ヘッドライト】
照明。今回は日没までに帰れたので、必要なかった。しかし、何らかの都合で遅くなったケースは想定しておくべき。照明器具は、ヘッドライトが両手がフリーになり良い。防水タイプのものが望ましい。そうでないものは、透明のビニル袋など対策をしておく。電池の替えなどもあった方がいいだろう。故障するとうまくないので、これも、手持ちの予備を持って行った。最近はLED照明で強力なライトを持つものが安価で出回っているので、利用しない手はない。

  




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04.03_富士登山の装備 ザック


【ザック、リュック、ポシェット】
ザックは、やはり山用のものがいい。軽量で、雨対策に配慮のあるもの。収納用ポケットや意匠性に配慮して高機能になっていけば、どんどん高価になっていく。デイパックでもいいが、吸水性や耐久性はチェックしておこう。水を吸うと重くなり、中にも浸透するものはあまり望ましくなく、防水対策として防水スプレーを使用する、カバーをかけるなど必要になるだろう。私は手持ちの軽量である程度の雨対策(水は通してしまうが、吸水しない)のあるザックをもっているので、あとは防水スプレーでカバーし、全体から100円ポンチョをかぶるということで対策とした。


腰回りにつけるポシェットは便利だ。100円ポシェットでも十分。カメラや小銭、ハンカチや軍手などいれておいたが本当に役に立った。
     

     




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04.02_富士登山の装備 ウェア

山の天気は変わりやすい。地表面が熱せられて、上昇気流を運んでいる姿が今回確認された。湿度が高ければそれが上方にあがり、結露して雨になるということだろう。今回は、雨にあわず、また、日差しもさえぎってくれる場面もあり、上りやすくはあったと思う。
昼の間は特に変わりやすく、雨になると、上下左右から振るという。雨具は、しっかりしたものを用意した方が良いという記事をみかける。また、自分だけでなく、ザックへの浸水もあるので、ザックカバーの購入を進める記事が多い。私は持っていた上下ウィンドブレーカーを持って行ったが、完全な防水ではないので、防水スプレーをした。ザックも防水スプレー。少々の雨ならこの程度の対策でどうか?さらに強いようであれば防水機能時間を長くする必要があるので、百均でポンチョと雨具のズボンをそれぞれ100円で購入して持って行った。ザックカバーは買わずに、百円ポンチョを、自分とザックの上からすっぽりかぶる計画。下には上下のウィンドブレーカーをはいて、100円雨具ズボンをはいてひもで縛れば、しのげるかな?と思った。今回は雨も降らずに効果は確認していない。お金があるならば、防水性に加えて透湿性のあるgoretex製の雨具を用意するのが一番いいだろう。複数の機能を持つので、結果的には荷物の軽量化につながり登山の負担を軽くするし、また、見た目もスマートだ。

【ウェア】
服装は、汗対策、動きやすさ、雨対策、記事の強さを重視。もっともいい素材はポリエステルだ。ズボンの場合、それにストレッチ性が加わると動作が楽になるので、ウレタンが数%を加わるといい。今回のズボンはポリ80%、綿20の作業ズボン。まったく問題なし。雨が降ったらどうなったかわからな。状態は、6合目まで半そでラッシュガード1枚で腰にネルシャツ(面100%)を巻き付けた。7合目を超えたあたりから、ネルシャツも保温対策に羽織る。そしてウィンドブレーカーも上体のみ羽織る。
体温調整がしやすいよう、重ね着を上手に工夫する。そのため、素材の知識や機能性をある程度理解しておくこと。登山専門店で購入した高機能ウェアはその機能をよく勉強して使うほどに利用価値があがるもの。ズボンもふくらはぎ部分を取り外して半ズボンとして使えるものもあるので、そのようなものであれば、より、体温調整しやすくなる。

山では、綿は嫌われるようだ。乾燥していれば保温性や強度や肌触りはいいのだが、吸水性が高く、汗や雨を吸ってしまい、機能を失ってしまいまた重くなってしまう。そのため、念のために替えを持って行った。ポリ素材やウール製品など、ぬれても乾燥しやすい素材が良いようで、これらの素材の特徴を生かして登山用機能を有した衣類を利用すれば、無駄に替えをもっていくことが不要となり、軽量化できるのかもしれない。

そして、防寒対策、くるくると小さく丸めるダウンジャケットを1枚と、ヒートテックの下着上下(長そで長ズボン)、さらにホッカイロをザックに入れておいた。早朝登って日暮れには変えるつもりだったので、本来この工程ならば必要ないだろうが、遭難時を想定して、保温性を確保できるようにザックに入れておいた。

      


     


    
【帽子】
帽子も必須。日差しが強い。影がありがたい。首や耳も焼けるので四周にツバのあるものがいいだろう。風もあるので、顎ひも付きであること。乾きやすいポリ素材がいい。私はポリ80%綿20%のものだった。非常に役に立った。帰ってきてから手洗いして干すだけ。メンテナンス性もいい。
   
【手袋】
手袋も必要。富士登山自体には軍手で十分。雨に降られて濡れた時の対策として、替えをもっていく。濡れると、冷える。指先の冷えは、登山時にはやはり苦痛であり、全身の体温を下げてしまうことにもなるので、対策を講じておいた方がいい。登山用の機能グッズは高機能で良いが、懐と相談して・・・ということだろう。